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【人材育成】コーチングのプロが教える「ほめる」技術/鈴木義幸

オススメ書籍

「どうすれば人は動くのか」―上司や親、チームリーダーなどの立場にいる人にとって、常に悩みのタネでしょう。人は、他人から指図される「他己説得」より、自分自身を説得する「自己説得」のほうが、早く目的地に到達できます。質問を投げかけ、本人が答えを考えるように導くことが大切です。そのさいに有効な手法が「アクノレッジメント(存在承認)」。相手をほめ、認め、声をかけ続けることです。

引用:Amazon「商品の説明」より

 

ど~も、33歳独身ビジネスマンのひらっちです。

7月の目標も無事達成することができました。

やはり、目標達成すると気持ちいいですね!

ちなみに、自分は目標達成するための意識づけとして、毎日こんな問いを立てています。

『目標達成するために、朝食までにできることはないか?
会社に行くまでにできることはないか?
昼食までにできることはないか?
夕食までにできることはないか?
お風呂に入るまでにできることはないか?
寝る前までにできることはないか?』

この問いのおかげで、「じゃあ、ちょっとこれも進めておくか」とプラスαの行動ができるようになりました!

皆さんは、目標達成するためにどんな問いを立てていますか?

 

さて、今日は『コーチングのプロが教える「ほめる」技術』というビジネス書を紹介したいと思います。

 

どんな内容?

この本では、コーチングのプロがビジネスの現場で使える「ほめる」技術を教えてくれます。

「すごい!」「すばらしい!」と美辞麗句を投げかけることが「ほめる」ことではなく、「私はあなたの存在をそこに認めている」ということを伝えるすべての行為、言葉である『承認(アクノレッジメント)』が重要だと著者は言っています。

『部下に気持ちよく働いてもらいたい!』と考えるリーダー・マネージャーのあなたにオススメの一冊です。

 

どんな人にオススメ?

・『部下に気持ちよく働いてもらいたい!』と考えるリーダー・マネージャー

・人をほめることが苦手で、ほめ言葉がなかなか出てこない人

 

『コーチングのプロが教える「ほめる」技術』を読んで、赤ペンを引いた10個の文章

  • 「私はあなたの存在をそこに認めている」ということを伝えるすべての行為、言葉が承認にあたります。それが英語ではアクノレッジメントなのです。
  • 安心したいのです、みんな。そして、安心したいという究極の欲求を満たしてくれた人に対して、人は絶大な信頼を寄せます。
  • ほめることは技術です。何気なく人がほめられているかというと、そんなことはありません。相手をよく見て、相手が日々どんなことを思っているのかを洞察して、どんな言葉を投げかけられたいのかを熟慮して、初めて「ほめ言葉」は発せられるべきものです。
  • アドバイスする時には相手に選択権を与えたいものです。「僕はこう思うけれども、君はどう思う?」と。別にそれに対してノーといっても構わない、その権利が君にはある、ということを明示してアドバイスをしたいものです。なぜなら選択権を与えるということはアクノレッジメントだからです。
  • 向こうが投げたボールに対して、そのボールをすぐに返す、というのは相手に対するアクノレッジメントとなります。逆にボールをいつまでも返さないでいると、その程度にしか自分のことを思っていないのだと思われかねません。
  • 頻繁に伝えましょう。「今こうしているね」と。ほめてはいないけれども、君がそこに向かって行動していることは知っている、それは価値のあることだと、その方向性で良いんだ、ということをリマインドしてあげる必要があります。
  • ビジネスの世界でも、スポーツの世界でも、結局チームがまとまる時には、そのトップ、あるいはトップに準じる人が、頻繁に頻繁に、とにかく頻繁にメンバーに対して声をかけているようです。内容がどうであるかという前に、とにかく「君はこの会社、このチームのメンバーだ」というメッセージを投げて投げて投げまくるのです。
  • あいさつには二種類あることがわかります。一つは自ら進んで行う「自分のウィル(意志)」でしているあいさつで、もう一つはやらされている感が透けて見える「他人のウィル」でしているあいさつです。前者を聞いた時には、アクノレッジメントされたとの思いが高まりますから、瞬間的に距離が縮まるのを感じます。
  • あいづちを打つのが本当にうまい人というのがいます。この人たちに共通なのは、確かなウィル、つまり意志を持ってあいづちを打っているということです。こういう人たちが繰り出すあいづちというのは、その一回一回に「あなたを認める」というアクノレッジメントが込められています。だから、向かい合っていてもとても話しやすいのです。
  • 結局人が動く時というのは、重要感、つまり、この人から重要な一人物として扱われている、それなら一肌脱ごうと強く思った時だと思います。

 

この本の中で一番気に入った文章

ほめることは技術です。何気なく人がほめられているかというと、そんなことはありません。相手をよく見て、相手が日々どんなことを思っているのかを洞察して、どんな言葉を投げかけられたいのかを熟慮して、初めて「ほめ言葉」は発せられるべきものです。

 

昔、チームのメンバーの1人が『案件を任されることで初めてチームの一員になれた気がします』と言ってくれたことがありました。

これも「アクノレッジメント」の一つですね。

より良いチームにしていくために、メンバーにもっと頻繁に声をかけていくことが重要です。

そのためにも、常に相手をよく見てどんな言葉を欲しているかをイメージすることが大事ですね。

 

この本を読んでやってみたい「10秒アクション」

□自分宛てに来た連絡(電話、メール、LINEなどのメッセージ)はすぐに返信する(できれば1時間以内、遅くても24時間以内)

□人の話をあいづちを打ちながら聴いてみる

□何かをしてもらったときに、「○○してくれてありがとう」と言ってみる。

 

以上、『コーチングのプロが教える「ほめる」技術』の紹介でした。

今日も成長するために一歩を踏み出してみましょう!

ではでは~

 

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